年寄りの物言いみたいだが、この20年で人と人とのコミュニケーションの仕方は、どんどんと表面的になっている。手紙はemail、さらにはブログ、フェイスブック、ツイートへと成り代わった。
テクノロジーの進歩とともに、自ら熟考する時間や考えを表現する場が減りつつあり、言うことを事前に考える時間はますます短くなり、言われたことを忘れるスピードも以前よりずっと早くなった。
私は時折、1ヶ月かけて興味を持ったあるトピックについて熟考し、何千通りもの言葉でその考えを表現するという贅沢を楽しんでいる。
以下は、@ITに掲載された私の今の(+かなり昔の)コラムです:
- 第9回 スタートアップコミュニティを盛り上げるべきは誰なのか
- 第8回 “伝統的な営業スタイル”は、いつでもどこでも必要なのか
- 第7回 必要なのは夢ではない、付加価値だ
- 第6回 日本のシリコンバレーは何処だろう
- 第5回 快適なオフィスが起業を促進するわけではない
- 第4回 コピーキャット(パクリ屋)との戦い方
- 第3回 現実は「ソーシャル・ネットワーク」ではない
- 第2回 言葉の壁で守られた市場が、日本の起業家の武器
- 第1回 起業家は、非現実的に楽観的だからこそ素晴らしい