HotFootThumbnail心ならずも私は、裸足になって30フィート(約9m)にわたり燃えている炭を目の前にしていた。私の背後では部族らが太鼓を打ち鳴らし、仲間の参加者たちは励ましの声を繰り返し上げている。炭からの熱気半分、恐怖半分で顔からは汗が滴り落ちていた。こんなところにいる自分は完全にイカれている。

一歩を踏み出し、その後気が付いた時には、向こう側に渡り切っていた。感覚も足自体も無事だった。

参加者の中には深い霊的な体験と感じた人もいれば、人生観が変わったとさえ言う人もいた。私の場合、この体験によって人生観こそ変わらなかったものの、その後私が事あるごとに困難と向き合わねばならなくなった際、喩えにするような象徴的な経験となった。

最も困難なプロジェクトというのが、まさにこの火渡りのようだ。本当に苦しいのは最初の一歩だけで、残りは瞬く間に放っておいてもついて来る。

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