SEO Expertもしかしたら、その人に対して厳し過ぎたのかもしれない。ひねくれ者になろうとしていたわけではない。SEO業界は大変に厳しく競争が激しいことを熟知しているし、十分かつ倫理的にもうまくやっている人たちには多大な敬意を表する。

この前の東京のネットワーキング・イベントで、私 はある「SEOエキスパート」に捕まり、私の会社のGoogleランキングやサイト・トラフィックをはるかに向上させるためにお役に立てるかもしれないとの提案をいただいた。SEOについては私もかなりの時間を費やして検討している事案につき、その場で自分のラップトップを開いた。

「私の会社はですね…」彼は説明を始めた。

 

「いえ、結構です。Google検索してみればすぐわかるので。」

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TellMeCustomerFinalそのベンチャー会社に真の成功への望みがあるかどうかを素早く把握する上で私が使うショートカットの1つとして、創業者に「では、あなたの顧客について話してください。」と問うことをする。

多くがこの質問に対しやや不快感を示す。アントレプレナーたちは自らの製品やポジショニング、資金調達活動についてはよどみなく語るのに、顧客についてはあまり多くを語らず、まるで真に問題を抱え多忙な毎日を送る当事者かのように。

どのような顧客を持ち、特にどんなことにフラストレーションを感じ、また、いかにしてその製品によって生活がほんの少しだけ良くなるかを興奮気味に説明できる創業者は、成功への道へと進める可能性がある。質問をはねのけ、製品や資金調達の話に会話を誘導しようとする者は、おそらくはこの世界にそう長くないだろう。

Winner数年にわたりヘッジファンド向けのソフトウェア開発に従事し、そこから学んだ最も興味深いものの一つは、最も利益性の高い取引戦略のいくつかは、実際のところ取引の60%以上で損益を出しているということだった。経営者は勝者よりも敗者を拾うことの方がはるかに多いのに、大金を稼ぐことができる。

彼らは厳格な規律の基に、失敗しそうなポジションを売ったり、あるいは好転しそうなものを留保、追加したりするなどしてうまく切り抜けている。また、敗者を拾わないようにと初めから失敗をほとんど犯さないようにしていては、まずパフォーマンスは向上しないことが分かる。大抵の場合、そのような努力の見返りは少ない。投資金額を微調整し、できるだけ早くうまく行かない取引を見出すことで、パフォーマンスは向上するのだ。

勝者とは、ストックピッカーの達人なのではなく、リスクマネージャーの達人だ。

アントレプレナーはここから多くを学ぶことができる。エゴを捨て、「正当」かどうかを気に病むことはない。成功へのカギは、やたらと多くの時間やお金をリスクに晒すことなく新しい製品や販売網を試す方法を見つけ、そのアイデアが期待通りにうまく運ばないとなった場合には、規律をもって損失を早めに食い止めることだ。そして別の低コスト、低リスクの方法にトライすれば良い。

間違ったことに多くの時間を割くことで大きな勝者になれるのだから、安心だ。

Top Secret Fundraising秘訣は無い、ということこそが真のシークレットだ。

私がこの数年間に手掛けた資金調達は成功を収めており、そのことについて創業者らからよくアドバイスを求められる。初めて会社を立ち上げる創業者 にとっては信じ難いだろうが、資金調達はスタートアップ会社を成長させる過程の中でもっとも簡単な部分だ。

最近頓に、投資家へのアイデアのプレゼン方法について創業者たちから教えを請うといった類のセミナーやMeetupを多く見かける。確かに練習するのは良いことなのだが、売り込みに集中すると散漫になりかねない。

こういったセミナーで聞かれるアドバイスの中にはくだらないほど細部にわたるものがあり、例えば、適切なチームの規模、言及すべき競合他社、プレ ゼンのスライドで最も効果的な色、果ては、その週のうちで売り込みに最適な日、といったようなものまでが取り上げられる。

iPhoneFIngerprint新型iPhoneはお気に入りだ。指紋認証は格好良い。ただ、単なるおもちゃだということを忘れてはならない。

指紋認証はマスコミによって頻繁に好意的に取り沙汰されているのは事実だが、それは最も基本的なレベルで最悪のセキュリティ形式だ。指紋スキャナーを欺くためにギャングが指紋を指から消すというような常軌を逸した話はさておき、その欠陥はもっと単純なことで、さほどドラマッチックでもない。

新型iPhoneの販売開始から何日もしないうちに、他人の指紋のコピーでロックが解除され、破綻した。現在のセキュリティーフローはより優れたスキャニングハードウェアや改良された認識ソフトをもってすれば修復可能と主張する人は、もっと大きな問題に目を向けていない。

指紋は今もこれからも最悪のセキュリティ形式だ。根本的な問題として、私たちはそこら中に指紋を残す。秘密裏に隠しておけないし、悪人の手に落ちたときに変えるということもできないのだ。

A typical Startup Investor投資家たちは悪党だと言っているのではない。私の親しい友人の中にもベンチャーキャピタリスト(VC)は何人かいる。ただ、多くの創業者は、優れたVCとは常に投資家の利益を最優先に考えるもので、その利益はベンチャーの利益、ましてや創業者の利益と必ずしも一致しない、ということを理解していないということだ。

不幸にも、この不一致はいつも、追加融資を必要とする、あるいは創業会社が期待に沿えていない(あるいはその両方)ときにだけ露呈する。新たな投資の基本方針は創業者よりもVCに極端に有利かもしれないし、大抵の場合はそのベンチャーが他の投資家の利益を得られなければ投資家からの追加融資は消滅する。

その時点で、創業者はしばしば信用の裏切りと思しきものに不意打ちを喰らわされることになるのだが、大抵は単に忠誠関係の誤解に過ぎないのだ。

投資家は多くの有用なアドバイスを授けてくれることがある。但し、常に心に留めておくべきこととして、創業者としての義務の矛先は特定の投資家にだけ向けるのではなく、全出資者に向けておかねばならない。会社のことを一番大切に思っているのは他でもない創業者であるあなた自身なわけで、出資者の利益に気を配るのは創業者の仕事であり、投資家の仕事ではないのだ。

Happy Freelancer多くの人がこの2つの用語を区別なく使っているが、根本的なところが違う。私はその両方の経験がある。それぞれにメリットがあり、その違いが重要なのだ。

規模の違いではなく、それは重点の置きどころに関係している。

フリーランスは、プログラミング、ウェブデザイン、コンサルティングといった提供するサービスそのものに直接対価が支払われるもので、裏を返せば、働かないと稼げない。最大の関心事は、自分や自分のチームのために仕事を得ること、だ。

アントレプレナーの場合、拡張性のあるシステムを構築することに重点を置く。仕事のほとんどは直接的な収益を生むものではない。収益が生み出され始めた時点で、最大の関心事は、いかにその工程から自分が外れるか、ということになる。

DoNotEnterディスラプティブ技術の日本市場への参入は、少々厄介だ。最近出会った米国で成功を収めるスタートアップ会社の現地代理人は、日本で製品を販売開始する際には、製品名を変え、見た目や感触も変え、現地のインフラを使って、日本のチームで管理させる必要があるのだと本社を説得していた。

これまで何度もこのような場面を見てきている。現地代理人は喜んで親会社の資金を使い続ける。が、一旦事業が真に軌道に乗ると、現地代理人がそのブランドの所有権を得、技術をそっくりそのまま模造して競合サービスを始めてしまうのだ。

規模の小さい外資系会社は、日本で知的財産を全く強化できない。

絶対に自分のブランドを手放してはダメだ!

First Prizeスタートアップイベントでは大抵、最後に「勝者」を発表する。

私がこの手のイベントに先生やコーチの一人として参加するのは楽しいけれど、審査員のオファーは丁重にお断りしている。ショーとしての必要性は十分分かるし、この手のイベントの最後に受賞式がないと、何となく終わった感じがしないのも分かる。

ただ、実際のところどのチームが勝者かを決めるのは「市場」であり、私や審査員の意見はほとんど無意味だ。

Driverless Car誰もがGoogleのdriverless car(Googleの自動運転プロジェクト)をとても気に入ると思うが、私が思うに、driverless carのキラーアプリケーションは通勤時や高速の運転ではなく、「容易な駐車」だと思う。私なら、マイカーにモールで下してもらい、どこかに駐車しに行ってくれて、後で携帯電話の呼び出しで拾いに来てくれるといいなと思う。

運転は楽しいけれど、駐車はお任せしたいものだ。