Tim Romeroは、東京を拠点に活動する イノベーター、ライター、シリアルアントレプレナーであり、第三者風に自己紹介を書き出しておきながら、いつの間にか自分のことを熱く語ってしまう。
というわけで、三人称で書くのはやめておこうと思います。
15年以上前に私が最初に日本で起業してからというもの、こちらで起こっているポジティブな変化には心底驚かされています。今この時ほど、日本で起業家になるか、外国の起業家として日本市場に参入するのに絶好の時期はないでしょう。
Engine Yard社での立場と、さまざまな指導や教育の活動の場での立場の両方において、日本の最も革新的な創業者たちと仕事ができることに喜びを感じています。
このウェブサイトは、日本のスタートアップに関する私の執筆記事や思いつきを、お役に立ててもらえればと思いつつ集めたものです。
FAQs
– 日本語が本当にお上手なんですね!
いいえ、そうではなく、本当の私よりずっと賢そうに見せてくれる翻訳者のおかげです。かれこれ東京には長く住んでいて、日本語でメールを書いたりプレゼンやスピーチをしたりしますが、よく使うような単語をしょっちゅう忘れるし、簡単な文法にもよくつまずいています。
そのことを友達には容赦なくからかわれるのですが、彼らに言わせると、極端にませた小学5年生と話をしているみたいだそうです。もちろん私としては、小学5年生にうまく説明できないくらいなら十分に理解してもらうことなどできない、といつも思っているわけですが。
– すごい会社を立ち上げたのですが、助けてもらえますか/アドバイスをもらえますか/ベンチャーキャピタルを紹介してくれますか?
おそらく可能だと思います。が、私がコーチングを行っているイベントに来ていただくとか、どこかの会社のオープニングイベントに参加してみるほうがはるかに良いと思います。そこで多種多様な情報やアドバイスを得ることができるでしょう。そして、アントレプレナーの初心者はにわかに信じられないかもしれませんが、資金調達は会社経営の中で最も簡単な部分なのです。
– なぜ日本にやって来たのですか?
当初はプロのミュージシャンになるという夢を追いかけて来日しました。とにかく一生懸命働き、たくさんの素晴らしい友人を作り、一人では余りあるほどの楽しい経験をたくさんすることができたのですが、音楽のキャリアは、日本の標準からしてもとても短いものでした。幸いにも、その頃はまだYouTubeやMySpaceが現れるかなり前の時代でした。
– なぜ日本に留まったのですか?
日本は私にとって我が家です。何度かアメリカに戻ることも考えましたが、その度に心惹かれるプロジェクトが持ち上がり、結果的に新たな会社を立ち上げるなどして、少しずつ長く滞在することになったのです。最近もサンフランシスコにはちょくちょく行きますが、やはり日本は起業するのにもってこいの場所で、実際にいろんな意味でシリコンバレーより優れていると言えます。