多くの生徒たちが卒業時にアントレプレナーになりたいと言うけれど、アントレプレナーとは、憧れて「なる」ものではなく、とにかく「やる」ことなのだ—今すぐに。誰かに許可をもらう必要もなければ、免許が要るわけでもない。
まだ学生であっても関係ない。Zappos.comのTony Hsieh氏は、ピザをホールで買い、大学の寮でピース販売した話は有名だ。たった今こそが、もっとも簡単に企画できるときなのだ。
今 また、サンフランシスコに来ています。驚いたことに、実に多くの日本人ベンチャーたちがこちらに移ってきています。こちらのほうが資金調達が容易ではある けれども、世界一と競い合う(そしてそこから学ぶ)決心をしたアントレプレナーたちには、心から敬意を表したいと思います。高みを目指すミュージシャンが ロス(ジャズの場合はニューヨーク)を目指すように、インターネット起業家たちはここ、サンフランシスコにやって来ます。いずれの場合も真に世界レベルで なければ、すぐに街からそのことを手厳しく教わることになるでしょう。
私は午後、Startup Weekendのメンターとして参加した。
良いアイデアにあふれていたが、今日、唯一、起業家の彼らに言えることは、ユーザーに意見を問うことに躊躇してはならないということだ。
顧客に対して自社の製品を使ってほしい場合、面白いから使ってもらうようにするのではなく、顧客にとって有意なものであることを主張した方が良い。そして、利益が将来的に出そうならば、永久に無料で使用できることを確約してはいけない。ポイント制度などもなるべく作らず、課金制度を取るべきである。
自信を持ってほしい。ユーザーに何を求めているかを伝えることである。